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CAD AutoCADのライセンス価格はいくら?契約確認・更新の方法も解説

【2024】AutoCADのライセンス価格はいくら?契約確認・更新の方法も解説

2D・3Dの図面を作成するために、AutoCADの導入を検討している人も多いでしょう。
しかし、ライセンス契約にいくらかかるのか、1ライセンスで何台まで利用できるのかわからないとお悩みの方もいるはずです。

そこでこの記事では、AutoCADのライセンス価格やライセンス使用の条件についてわかりやすくまとめました。ライセンス切れ・ライセンス違反の情報も解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

AutoCADとは

AutoCADは、世界規模で作図ツールといった業務効率化のソフトウェアを提供しているAutodeskが開発・販売しているCADソフトウェアのことです。主に次のような業界でAutoCADはよく使われます。

  • 土木
  • 建築
  • 機械
  • 製造

CADソフトはものづくりにおいて欠かせないツールであり、ほとんどの企業がAutoCADといったソフトウェアを活用して2D・3D図面を作成しています。図面の作成に必要なレイヤー機能、テンプレート機能、数量算出機能など、業務にワンストップで適用できるのが魅力です。

AutoCADがどのようなソフトなのか知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
ソフトの強みや主な機能を解説しています。

【2024】AutoCADとはどんなソフト?料金や主な機能を解説

AutoCADのライセンス価格

AutoCADのライセンスプラン ライセンス価格 1ヶ月換算の価格 おすすめ度
ライセンス1ヶ月 8,800円 8,800円 割高なのでおすすめできない
ライセンス1年 71,500円 5,958円 お得な価格なのでおすすめ
ライセンス3年 214,500円 5,958円 お得な価格なのでおすすめ

AutoCADはサブスクリプション契約(利用期間の分だけ継続的に支払う方法)として、以下に示す3つのライセンス価格が用意されています。

1ヶ月ごとに支払うプランよりも、長期契約するプランのほうが1ヶ月あたりの支払い単価を抑えやすくなるのが魅力です。もし1年以上の利用を検討しているのなら、1年プランもしくは3年プランをおすすめします。

AutoCADの導入を検討している方は、以下のリンクから無料体験版・資料を入手してみてください。

頻繁に利用しない場合はFlex契約がおすすめ

Flexの契約画面
出典:Autodesk公式サイト

AutoCADでは、ライセンスの契約方法として「Flex」というものが提供されています。

Flex契約とは、1日単位で製品の金額を換算してくれる支払方法であり、あらかじめAutodeskで購入しておいたトークンを利用して支払いができます。参考として、ライセンス契約に利用できるトークンの金額をまとめました。

トークン数 Flexの購入価格
100トークン 42,900円
500トークン 214,500円

ちなみにAutoCADは1日当たり7トークンを使用します。
1トークン当たり429円であるため、月2回程度しかAutoCADを利用しない場合には、通常のサブスクリプション契約よりもお得に利用できるのが魅力です。

また、Flexは多く購入するほどお得になります。
複数人でライセンスを所有したい場合にはFlexを活用することで、AutoCADの利用コストを抑えやすくなるかもしれません。

AutoCADのさらに詳しいライセンス費用を知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

【2024】AutoCADの価格はいくら?製品別の価格表・価格改定情報を紹介

AutoCADのライセンスを利用できる契約一覧

AutoCADのライセンスは、AutoCAD単体だけではなくほかのプランとまとめて契約することでお得になる場合があります。参考として、AutoCADを含む契約方法の一覧を整理しました。

契約方法 契約内容
AECC RevitなどBIMソフトとまとめて購入できる
AutoCAD Plus AutoCADと合わせて拡張機能のツールを利用できる

セットプランなどを利用すれば、プラスアルファのツールや機能を利用しつつ、AutoCAD本体の費用を抑えやすくなるのが魅力です。ほかツールの利用も検討しているのなら、ぜひ製品情報をチェックしてみてください。

AutoCADのライセンス条件

ライセンスの条件

AutoCADを契約してトラブルなく利用しつづけたいなら、ライセンス情報を理解しておくことが重要です。参考として、あらかじめ確認しておくべき条件を以下にまとめました。

  • 1ライセンスあたり1人しか利用できない
  • 1ライセンスで利用できるデバイスは3端末まで

1つのAutoCADライセンスを複数人で使用するといった場合、ライセンス違反とされペナルティを受ける恐れがあります。AutoCADのライセンスを契約する際には、必ず利用人数分のライセンスを取得しましょう。

ライセンス違反の事例

AutoCADからライセンス違反と認定された場合、次のような是正措置を取られるケースがあります。

  • ライセンス購入履歴の確認
  • ライセンスのはく奪といった措置

例えばAutodeskからコンプライアンスレビューの連絡がきた場合などに、ライセンス違反が発覚すると、最初にライセンスの購入を指示されます。それでも対応を拒否した場合には契約に基づく権利に即して、正式な形で措置を受ける形になるので十分に注意しなければなりません。

AutoCADのライセンス導入シミュレーション

複数人でAutoCADのライセンスを導入した場合、いくらのコストがかかるのかイメージできないとお悩みの方もいるでしょう。参考として、サブスクリプション契約における条件ごとのライセンス導入シミュレーションを整理しました。

1年契約 3年契約 5年契約
1名で契約する場合 71,500円 214,500円 357,500円
2名で契約する場合 143,000円 429,000円 715,000円
3名で契約する場合 214,500円 643,500円 1,072,500円
5名で契約する場合 357,500円 1,072,500円 1,787,500円
10名で契約する場合 715,000円 2,145,000円 3,575,000円

上記の金額はあくまで一例です。
AutoCADを提供しているベンダーによっては、割引などに対応している場合もあるので、見積もりを取得したうえでライセンス契約を検討しましょう。

AutoCADライセンス管理画面の確認方法

ライセンスの確認方法

AutoCADの契約ライセンスを確認したい人向けに、管理画面の確認方法をまとめました。

  1. AutoCADのソフトウェアを起動する
  2. 画面右上のアカウントをクリックし「ライセンスを管理」を選択する
  3. ライセンスマネージャが起動するためライセンス情報をチェックする

ライセンスの確認画面

またAutoCADのライセンスは、Autodesk公式サイトからサインアップする方法でも確認が可能です。詳しい契約内容や更新日を調べたい人は、ぜひ紹介した方法で確認してみてください。

AutoCADライセンスの更新方法

ライセンス更新の画面
出典:Autodesk公式サイト

AutoCADのライセンスは契約期間を迎えると、継続してソフトウェアを利用するのか更新の手続きをしなければなりません。もし継続して利用する場合には、AutoCADの起動画面などに表示された「更新手続き」からライセンスを更新しましょう。

一度登録されているアカウント情報をもとに手続きができるので、数分で更新の手続きが完了します。

またAutoCADでは更新の手間を削減するために自動更新機能が用意されています。
ただし自動更新を設定しておくと、操作をすることなくライセンスが更新されることに注意しなければなりません。

短期間だけAutoCADを契約したいという方は、自動更新をOFFにしておくのが良いでしょう。

AutoCADライセンスのエラー対処法

ライセンスエラーの対処法

AutoCADのライセンス契約をしたとき、ソフトウェアを起動したり操作したりするときにエラーが面が表示されるケースがあります。参考としてAutoCADのライセンスエラーが起きた場合の対処法をまとめました。

起動時にライセンスエラーが発生した場合

AutoCADを起動した際に「この製品を開くときにライセンス エラーが発生しました」と表示されるケースがあります。原因としては以下の理由が考えられます。

  • ログインキャッシュが破損していてアカウントに接続できない
  • ライセンスの割り当てを間違えている
  • AutoCADが更新されていない
  • ネットワーク環境設定を間違えている

それぞれ契約内容や設定内容の確認を実施してみてください。
もしすべて対策をしてもエラーが解消されない場合には、Autodeskサポートへの相談を推奨します。

正しくインストールされていないと表示された場合

AutoCADをインストールして起動した際に「ライセンス管理が機能していないか、正しくインストールされていません」と表示される場合があります。主な原因としては以下の項目が考えられます。

  • 期限が切れているAutoCADの体験版のダイアログを閉じた
  • ライセンスの種類を選択せずにダイアログを閉じた
  • OSの更新プログラムの影響でライセンス接続にトラブルが起きた
  • ライセンスがユーザーに割り当てられていない

設定自体でトラブルが起きるほか、導入しているパソコンのOS更新の影響でエラーが起きる場合があります。一度関係するトラブルが起きていないかチェックしてみてください。

AutoCADライセンスについてよくある質問

AutoCADライセンスについて、よくある質問をまとめました。

AutoCADのライセンスはパソコン何台まで利用できる?
AutoCADライセンスは、1ライセンスあたり3つの端末まで利用できます。例えば会社のパソコン、現場のパソコン、自宅のタブレットなど、端末を持ち歩くことなくAutoCADを操作できるのが魅力です。
AutoCADの永久ライセンスはいくら?
AutoCADの永久ライセンスは、すでに提供が終了しています。現在はサブスクリプション契約・Flex契約の2つが提供されており、利用する期間分だけ支払いが必要です。

AutoCADライセンスについてまとめ

AutoCADのライセンスは、1ライセンス1名の利用という条件があります。
また導入できる端末は3台までなどの縛りがあるため、あらかじめライセンス価格を把握したうえで、導入コストを計算するのがおすすめです。

これからAutoCADライセンスの契約を予定している方は、本記事で紹介したシミュレーションなどを参考にしてみてください。

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