AutoCADの操作方法や機能の使い方をマスターするために、セミナーへの参加を検討している人も多いでしょう。しかしセミナーの種類が多く、どれに参加すべきか悩んでいる方も少なくないはずです。
そこでこの記事では、AutoCADのおすすめセミナーをまとめました。
初心者から参加できる講習の情報もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
AutoCAD基礎セミナー講習に参加しよう
AutoCADの基礎知識・操作を学べるセミナーは豊富ですが、そのなかでもおすすめなのが「AutoCAD基礎セミナー講習」です。参考として、AutoCAD基礎セミナー講習の魅力を以下にまとめました。
- Autodeskが公式で実施しているセミナーである
- 利用者満足度が98.2%と高評価である
- 2日間の短期集中講座でAutoCADをマスターできる
AutoCAD基礎セミナー講習は初心者からでも参加できる安心のカリキュラムで構成されています。AutoCADの基礎知識と操作を実践的に学べるので、ぜひセミナーに参加してみてください。
セミナーの内容 | 詳細情報 | |
料金(税込) | 38,500円(eラーニング27,500円) | |
カリキュラムの内容 | 1日目 | 図面操作、初期設定、オブジェクトの作成、作図、補助機能の使い方 |
2日目 | テンプレートの作成・活用、データ管理、外部データ参照、図面比較、ビューポートの作成 | |
受講方法 | 会場、ウェビナー、eラーニング | |
会場 | 東京・名古屋・大阪 | |
持参品 | 会場の場合は筆記用具のみ(PC貸し出し) |
AutoCADのセミナーの種類
AutoCAD基礎セミナー講習を含め、AutoCADの知識・技術を学べるセミナーは、本項で紹介する3つの方法で開催・提供されています。それぞれの学習スタイルをまとめているので、どのセミナーに参加すべきなのかチェックしてみてください。
会場講習
会場講習のセミナーに参加すれば、AutoCADの講師から直接操作や機能の説明を受けられます。
会場に用意されているPCを使ってAutoCADを操作できるので、筆記用具だけあればすぐに練習をスタートできるのがセミナーの魅力です。
また、会場講習に参加すれば、わからないこと、気になることを講師に直接質問できます。
「ここの操作がわかりません」と質問すれば、隣までやって来てひとつずつ手順を説明してもらえます。
ただし、セミナー会場が限られているため会場から遠い人は、後述する2つの方法でセミナーを受けるのが良いでしょう。
ウェビナー
ウェビナーは自身のPCを通じてオンラインでセミナーに参加する方法です。
会場に向かうことなくAutoCADの講習を受けられるため「会場から離れていて通えない」という方でも気軽にセミナーへ参加できます。
また、ウェビナーはリアルタイムで講習が実施されるため、コメントなどを通じて質問することも可能です。移動の手間を減らしたい人は、ぜひウェビナーでAutoCADのセミナーを受講してみてください。
ただし、所有するPCのモニターが小さい場合には、画面を分割してAutoCADを操作するのが大変です。別途モニターを接続したうえで2画面で講習に参加することをおすすめします。また事前にAutoCADの契約もしくは体験版の導入が必要になるので、忘れずに準備しましょう。
eラーニング
eラーニングでは、事前に撮影された講習の映像を見ながらAutoCADの操作方法を学びます。
録画されている映像を自分の好きなタイミングで資料できるため、忙しくてAutoCADのセミナーに参加できない人も気軽に操作方法や機能を学習できるのが魅力です。
またeラーニングの場合、ダウンロードした録画データを何度でも見返せます。
操作をマスターするまで繰り返し視聴できるので、自分のペースで学習したい人は、eラーニングを活用してみてください。
ただし、講師に質問ができないことには注意しなければなりません。
また、AutoCADのセミナーに参加するにあたり、事前に製品を契約したいと考える方もいるでしょう。それなら、以下の記事をチェックしてAutoCADのライセンス価格をチェックしてみてください。
AutoCADセミナーに参加するメリット
AutoCADのセミナーに参加すれば、ソフトの操作や知識に関するさまざまなメリットを得られます。なぜセミナーに参加すべきなのか、具体的なメリットを見ていきましょう。
効率よくAutoCADの知識が身に付く
AutoCADのセミナーを受講すれば、操作に必要な次のようなポイントなどを効率よく学べるのがメリットです。
- AutoCADの操作に欠かせない操作・機能
- 活用することで作図を効率化できる機能
- 業務に欠かせない図面の設定
上記の項目は、自己学習で学ぶことも可能ですが、書籍や資料に記載されておらずうまくAutoCADをマスターできないことがよくあります。一方でセミナーを受講すれば、経験豊富な講師から基礎知識を学べるほか、業務で役立つコツなどをレクチャーしてもらえるのが魅力です。
実際にAutoCADを操作しながら実践的にノウハウを学んでいけるため、自己学習が苦手な人や、勉強の方法がわからない人こそ、AutoCADのセミナーを受講すべきでしょう。
学んだ知識を業務に活かせる
AutoCADのセミナーでは、業務で頻出する操作や設定などを学べるので、学習したことをすぐ業務に活かせるのがメリットです。
自己学習をした場合、必要な機能をスポット的に勉強したり、いきなり応用を学んだりと、業務に関係しない知識を学ぶケースも少なくありません。一方で、セミナーでは「本当に必要な機能・使い方」だけを教えてもらえます。
基本操作・応用操作までまんべんなく学べるカリキュラムが組まれているので、自己学習が止まってしまった人や、すぐに業務で利用しなければならないという方は、AutoCADのセミナーに参加するのが効率的です。
AutoCADセミナーに参加するデメリット
AutoCADのセミナーには、費用やスケジュールといった面でデメリットに感じるポイントがあります。解決策も含めて解説しているので、デメリットについても把握しておきましょう。
受講料がかかる
AutoCADセミナーのほとんどは、参加するために受講料を支払わなければなりません。
高い品質のセミナーに参加することで素早くAutoCADのノウハウを学べますが、予算オーバーになる恐れがあります。
そのためAutoCADセミナーへの参加を検討している方は、一度気になるセミナーを3つのほどピックアップして以下のポイントを比較してみてください。
- セミナーの受講料
- セミナーの内容・密度
受講料の違いだけでなく、セミナーの内容を比較することで、費用に対する学びの量を確認できます。安さだけを重視するのではなくセミナーの品質を比較して、コストパフォーマンスが高い講習を受けるのが良いでしょう。
開催地によっては会場での受講が難しい
AutoCADセミナーの種類によっては、会場参加のみ対応しているものも少なくありません。
しかし、開催地まで出向く時間がない・余裕がないとお悩みの方もいるはずです。
それなら、オンラインで気軽にセミナーを受講できる「ウェビナー」「eラーニング」を活用しましょう。自宅や職場から気軽に参加できるのはもちろん、移動費や宿泊費といったコストを節約できます。
AutoCADの体験版を導入したPCとインターネット環境があれば、会場と同じ条件でセミナーに参加できるため、複数の方法で参加できるAutoCADセミナーを探してみてください。
AutoCADセミナーの選び方
複数あるAutoCADセミナーのなかから自分に最適なものを見つけたい人は、本項で紹介する2つのポイントを比較しながらセミナーを探してみてください。
自分のスキル・知識量に合うセミナーを選ぶ
AutoCADのセミナーは、自分のスキル・知識量に合うセミナーを選びましょう。
なぜなら、セミナーには次のような種類があるからです。
- 初心者向けセミナー
- 中・上級者向けセミナー
- バージョンアップの説明に特化したセミナー
もし自分がAutoCADに初めて触れる場合には、初心者向けセミナー以外に参加しても内容を理解できません。逆に中級程度の知識があるのにもかかわらず、初心者向けセミナーに参加すると物足りなさを感じるでしょう。
費用を支払って参加するので後悔しないためにも、まずはセミナーのカリキュラムを見て、自分が求める講習なのかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
長期間通う必要がないセミナーを選ぶ
AutoCADのセミナーを選ぶ際には、参加期間が短いものを選ぶことが大切です。
参加期間が長いセミナーの場合、少しずつしか知識・ノウハウを学べないため、素早く業務に活かせません。一方で、短期間でみっちりとノウハウを学べる講習なら、学んだことを素早く業務に活用できるでしょう。
なかには長期間通うのが苦手であり途中で挫折してしまう人もいるので、1~2日程度で全体のことを学べるAutoCADセミナーを探してみるのが良いでしょう。
AutoCADのウェビナーに参加しようと考えている人のなかでMacを使用している人は、以下の記事をチェックしてみてください。インストール方法やWindows版との違いを解説しています。
AutoCADセミナーについてまとめ
豊富なAutoCADセミナーが開催されていますが、その中でも短期集中で知識・技術を学べるのがAutoCAD基礎セミナー講習です。
AutoCADの基本操作や応用など、業務で役立つ操作や機能を2日間で学べます。
会場参加はもちろん、ウェビナー、eラーニングなど複数の学習スタイルに対応しているセミナーなので、ぜひ受講を検討してみてください。
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