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【2024】RPAソフトとは?選ぶ際のポイントや導入メリットを徹底解説

近年では、大企業だけでなく中・小企業もRPAの導入率が高くなっています。
RPAへの注目は年々高まっており、様々な業務を自動化するための高度なRPAソフトウェアが登場しています。

たくさんのRPAソフトウェアが登場する中でRPAの導入を検討している企業はどのソフトを選ぶべきなのか迷う企業様も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、有名なソフトから今注目のソフトまで紹介していきます。
また、選ぶ際のポイントや導入メリットも解説していきますので、本記事を参考に導入するソフトを検討してみてはいかがでしょうか?

RPAソフトとは?

グラフ

RPAソフトとは、パソコン上での定期的な作業を自動実行する際に用いるツールを指します。
以前は、RPAに関する知識がなければ操作をすることが困難でしたが、近年では様々なRPAソフトが登場し専門知識がなくても操作をすることが可能になりました。

RPAソフトとはとても便利なものですが、ただ導入をすればいいというわけではありません。

自社の業務をどれだけ改善できるのか、自社の予算に合ったソフトなのかを検討し導入する必要があります。

RPAソフトを選ぶ際のポイント

打ち合わせ

RPAソフトを選ぶ際には、慎重に検討を行う必要があります。
検討する際には気をつけるべきポイントは主に4つです。

  • 導入形態
  • 導入コスト
  • 日本語に対応しているか
  • アフターサポートがあるか

それぞれ詳しく解説していきます。

導入形態

RPAソフトを導入するにあたって、導入形態を選ばなければいけません。
導入形態は主に3種類あります。

  • デスクトップ型
  • サーバー型
  • クラウド型

導入コストを抑えたい場合はデスクトップ型、いずれは大規模展開を検討している場合はサーバー型といったように業務内容や規模によって導入形態を選択しましょう。

以下にそれぞれの最小限の構成で使い始める場合のコストを記載します。

導入形態 費用
デスクトップ型 1ヶ月:5,000円〜120,000円
サーバー型 1ヶ月:80,000〜200,000円
クラウド型 1ヶ月:100,000〜200,000円

導入コスト

RPAソフトは高いものを選べばいいというわけではありません。
自社の予算に合わせて選ぶ必要もあり、導入後に人件費や作業コストなどどのくらい削減できるのかを明確にする必要があります。

もちろん導入後には開発・運用・保守などを行うRPAエンジニアを雇用するのか、エラーや故障が出た際には外部に委託するのかなどで大きく変わってきます。

会社の売り上げにも関わってくるので、慎重に検討しましょう。

日本語に対応しているか

RPAソフトはフリーソフトを中心に海外製品が多く、日本語に対応していないソフトも多くあります。
英語を理解できるのであれば問題ありませんが、英語のRPAソフトは操作方法を習得するのもハードルが高くなります。

日本語に対応している製品を選ぶか、英語で対応することを念頭に置いて導入を考えましょう。

アフターサポートがあるのか

RPAソフトのアフターサポートはとても重要です。

アフターサポートには、RPAソフトの解説動画やカスタマーサポート、トラブル対応など様々なサポートがあります。
ただし、ソフトによって異なりますので導入する際は必ず公式サイトで確認しましょう。

サポート体制でソフトを選ぶのはおすすめしませんが、導入をする際はサポート体制も念頭におきましょう。

RPAソフトの導入メリット

グラフ

RPAソフトは導入することで様々なメリットがあります。
ここで紹介するメリットは主に3つです。

  • 人件費の削減
  • 労働環境の改善
  • 業務の効率化

それぞれ詳しく解説していきます。

人件費を削減できる

RPAソフトを導入することで日常業務の自動化を行うことができるため、その業務にかかる人件費のコストを大幅に削減することができます。
日々の単純作業は人間が行うと時間も手間もかかるため、ソフトの導入は大きなメリットと言えます。

また、単純作業はストレスやモチベーション低下にも繋がります。その作業をRPAで代行することで離職を減らすこともでき人材確保のコスト削減にも繋がります。

労働環境の改善

前述した通り、単純作業を繰り返すことは心理的ストレスの要因になります。
日々ストレスを抱える環境では、社員同士の意思疎通も図れないうえに、従業員同士のトラブルにもなりかねません。

また、RPAソフトの導入は残業時間を削減することもできます。
24時間365日稼働できるため膨大な量の業務を削減することができ、残業を減らすことができれば離職率の減少にも繋がります。

業務の効率化

人間が単純作業を行うことで、どうしても注意力が散漫になりケアレスミスが発生します。
作業ミスが積み重なると、その後の業務に影響が出るだけでなく会社の業績低下を招く要因にもなります。

RPAソフトであれば、業務スピードが上がり作業ミスもなくなり正確な業務を行うことができます。

ヒューマンエラーによる損失を防ぐことはRPAソフト導入の大きなメリットと言えます。

おすすめのRPAフリーソフト5選

パソコン

ここからはおすすめのフリーソフトを5つ紹介します。
近年では、無料版でも高機能なソフトが開発されています。

しかし、あくまでも無料版ですので本格的な導入・活用には有料版をおすすめします。

UiPath Community Version

Ui Path

引用:Ui Path

Ui Pathは世界で最も人気のRPAソフトです。
日本でも多くの企業が導入しており、業務効率化を成功しています。

無料で使えるUi Path Community Versionは非営利団体や小規模な企業、個人でも使用することができます。
サポート機能などはありませんが、フローの作成やエクセルにデータの出力など有力版と遜色なく使用することも可能です。

本格導入のためにテストや学習等におすすめです。

Autoジョブ名人

AUTOジョブ名人

引用:USAC SYSTEM

Autoジョブ名人は経理業務や受発注業務の自動化が可能なRPAソフトです。

シナリオ作成では、スクリプト画面として「フロー型」と「リスト型」が用意されており、開発シーンに合わせて切り替えが可能です。
また、プログラミング未経験者でもわかりやすいソフトで安定性とわかりやすさを追求しているため、ミスが許されない基幹業務でも安心して使用できます。

コピロボ

コピロボ

引用:AXLBOX

コピロボはExcel帳票をアップするだけで集計業務を自動完了することができ、大量のファイルでも正確に集計することができます。
Excelを使用している企業は多く、Excelを使用できれば誰でも使いこなすことが可能です。

手作業で行っていたExcelの入力を全て自動化できるため、ヒューマンエラーをなくし生産性を向上することができます。

Blue Prism

BLUE PRISM

引用:blue prism

Blue prismは世界でもトップクラスのRPAソフトで30日間の無料使用をすることが可能です。
ソフト、サポートともに日本語対応もしておりAIを用いた重要業務への対応も可能になり、業務対象領域も幅広いです。

日本では公共機関や金融業界で導入している企業もあり、信頼性も高いRPAソフトです。

RPA Express Startar Version

express startar version

引用:work fusion

プログラミングやVBAの知識を必要とせず、シンプルで初心者でも使用しやすいRPAソフトです。
無料で使用できる期間に制限もなく、大企業では研修で使用するなど使い方もできます。

ただし、機能に関しては他のフリーソフトより使用できる範囲も狭く、無料版を企業で本格的に導入することは難しいでしょう。

有料のおすすめソフトも紹介していますので、ぜひご覧ください。

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RPAフリーソフトを導入する際の注意点

パソコン

RPAフリーソフトはあくまでも無料ですので、使用できる機能には制限があります。
ここではフリーソフトを導入する際に注意する点を3つ紹介します。

  • サポート体制が整っていない
  • 日本語に対応したソフトが少ない
  • 機能が一部使えない

フリーソフトで業務を大幅に改善するのは困難になりますので、本格的な導入は有料版をおすすめします。

サポート体制が整っていない

RPAフリーソフトはサポート体制がないのが一般的です。
試験的に使用する場合でも初めて使用するソフトは操作方法が理解できなかったり、エラーが起きて改善するべきポイントがわからない場合もあります。

そういった不具合が起きて対応ができない場合、あまり有効的に体験を行うことはできません。

もし本格導入を検討しており、試験的に使用する場合はサポート体制が整っているものをおすすめします。

日本語に対応したソフトが少ない

前述した通りRPAフリーソフトは海外製品が多く日本語で対応しているソフトも多くありません。
英語を理解できなければ使用することはかなりハードルが高いと言えます。

もし、導入を本格的に考えているソフトが英語しか対応していない場合はサポート体制は日本語に対応しているのかを必ず公式サイトでチェックしましょう。

機能が一部使えない

RPAフリーソフトは機能が一部使用できないことが多くあります。
導入企業によってRPAソフトの用途は様々です。

もし、試験的に使いたい機能が有料版でしかない場合はどれくらい業務を改善できるのか、人件費や作業コストはどれくらい削減できるのか比較・検討を行いRPAソフトを選びましょう。

RPAフリーソフトのおすすめはUiPath StudioX

UiPath StudioXはRPAの市場で世界的に有名なUiPathが提供しているRPAソフトです。
どの無料版を使用したらいいかわからない場合はぜひ参考にしてみてください。

世界中の多くの企業で使用されている

UiPath StudioXは世界中の多くの企業で使用されており、人気の理由があります。
それは信頼性と初心者でもわかりやすい機能です。

まず、短時間で自動化プロセスを開発することができプログラミングの知識がなくてもプログラミングコードを書くことができなくても使用することができます。

60日間は無料で使用することができ簡単に開発も可能、あらかじめ設計されたテンプレートやシナリオもあります。

RPAフリーソフトは体験程度で使用しよう

プロジェクト

RPAフリーソフトはとても便利なものですが、使用できる機能には制限があります。

本格的に導入を考えている場合は体験程度に使用を行い、導入対象の業務決めや現場環境を整えましょう。

また、フリーソフトはできるだけ様々なソフトを使用し使用感を比較し自社に最適なRPAソフトを選びましょう。

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